小児はりについて
「小児はり」と聞くと「はりを刺すのでは?」と不安に感じる方もいらっしゃいますが、
実際は先が丸い刺さないはり(ていしん)を使うため、痛みは全くありません。
心地よい刺激なので、ほとんどのお子さんが「気持ちいい~!」と言ってくれるんですよ♪
りさ鍼灸院では主に12歳ごろまでのお子さんに対して、この刺さないはりで治療を行っています。
刺さないのに効果はあるの?
実は、この刺さないはり、
しっかりと効果があるんです。
はりでからだをなでたりツボに当てたりすることがリズミカルな優しい刺激となり、
体がリラックスしてオキシトシンが分泌されます。
この効果によって心身のバランスが整うことで、体調を整えます。
WHO(世界保健機関)も鍼灸治療が小児科系疾患に効果的であることを認めており、次のような症状に効果があると報告されています。
・かんしゃく
・夜泣き
・小児喘息 ・アレルギー性湿疹
・夜尿症
・小児神経症
・アレルギー性湿疹
東洋医学では、「陰陽」という概念があります。
簡単に言うと、陰は静的なエネルギー、
陽は動的なエネルギーを表します。
子どもは陽に偏りがちで、その結果として
自律神経が乱れやすく、交感神経が優位になりがちです。
この状態が続くと体にさまざまなトラブルを引き起こしやすくなります。
小児はりでは、この自律神経のバランスを整えます。
現代では、子どもの能力を伸ばすための習い事には熱心でも、体のケアは後回しにされがちです。
ぜひ習い事感覚で、定期的にお子さんの体をケアしてあげてください。
小児はりは体のバランスを整え、健康を保つための大切な習慣となります。
小児はりに通うメリット
- こどもの機嫌が良くなることで、お母さんもラクになる。
- こどもの心身が強くなることで、お母さんも安心する。
- こどもを病院に連れて行く回数が減り、お母さんの負担が軽くなる。
- 東洋医学的な視点でこどもの体を見るため、お母さんの対応策が広がる。
- こどもについて相談できる大人がいることで、お母さんの心も軽くなる。
私も6歳の息子を育てている母親です。
こどもの不調は、本人がつらいのはもちろんですが、お母さんにとっても大きな負担です。
中には周りに相談できず、ひとりで抱え込んでしまっているお母さんも多いです。
・こどもがかわいく思えない
・こどもの寝顔を見ると涙があふれる
・こどもと一緒にいるのがつらい
・こどもと言い争うことが増えた
そんな時こそ小児はりの出番です。
お子さんだけでなく、お母さんも一緒に治療を受けることでより効果を感じることができます。
一人で悩まず、どうしたらお子さんがより輝くことができるのかを一緒考えていきましょう!